肩の症状・疾患について

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肩の症状・疾患について

スポーツにおける肩の外傷は主にコンタクトスポーツ中の転倒や衝突による「肩関節脱臼」「鎖骨骨折」などです。障害では使いすぎによる「野球肩」「インピンジメント症候群」などが多く発生しています。

肩関節は人体の中で最も可動域の広い関節である反面、構造上非常に不安定であるため傷害を起こし易い特徴があります。また他の関節と異なり、主に筋肉が関節を固定していることからも(通常は靭帯が関節を固定している)、外傷後のリハビリおよび障害の予防には肩関節周囲の筋力強化が不可欠となります。

特にインナーマッスルと呼ばれる関節を安定化させる深部筋の強化は重要です。

肩の症状・疾患について

肩鎖関節脱臼

コンタクトスポーツやスキーなどで転倒して肩を強打すると、肩峰と鎖骨をつないでいる靱帯が損傷し、肩鎖関節の脱臼脱臼が起こります。

脱臼した瞬間には激しい痛みや腫れがあり、鎖骨の先端の変形がみられ、肩を動かすことが出来なくなります。変形している部分は指で押すと浮き沈みがあり、これが肩鎖関節脱臼の特徴です。

受症直後はしっかりと応急処置を行いましょう。症状により固定期間は異なりますが、中途半端に固定を中止すると痛みが取れなくなることがあるため注意が必要です。ひどい脱臼では、手術により切れた靱帯をつなぐケースもあるため早期に専門医の診断を受けることが大切です。

出現頻度の高いスポーツ

柔道・スキー・ラグビーなど

症例

22歳男子大学生(ラグビーサークル)

プレー中にタックルされ肩から転倒した。肩上部に凸型の変形がみられ、激しい痛みによって肩を動かすことが出来なくなった。


反復性肩関節脱臼

コンタクトスポーツやスキーなどで転倒して肩を強打すると、肩峰と鎖骨をつないでいる靱帯が損傷し、肩鎖関節の脱臼脱臼が起こります。

脱臼した瞬間には激しい痛みや腫れがあり、鎖骨の先端の変形がみられ、肩を動かすことが出来なくなります。変形している部分は指で押すと浮き沈みがあり、これが肩鎖関節脱臼の特徴です。

受症直後はしっかりと応急処置を行いましょう。症状により固定期間は異なりますが、中途半端に固定を中止すると痛みが取れなくなることがあるため注意が必要です。ひどい脱臼では、手術により切れた靱帯をつなぐケースもあるため早期に専門医の診断を受けることが大切です。

出現頻度の高いスポーツ

ラグビー・サッカー・スキーなど

症例

31歳男性会社員(スキー同好会所属)

先日、スキーをしていた際に転倒し肩を脱臼した。学生時代にも、ラグビーで何度も脱臼を繰り返していたが、その度に自分で戻すことが出来ていた。しかし、今回は戻すことが出来ない。


リトルリーグ肩

成長期の子供は、投球動作を繰り返し行っていると、上腕骨にある「成長軟骨(骨端線)」にストレスがかかり、徐々に骨端線の部分が剥がれてしてしまう場合があります。

このような状態で無理に投球動作を続けると、痛みによって投球が出来なくなることもあり、また今後の骨の成長に影響を及ぼすこともあります。

早期に専門医の診断を受け、指示を仰ぐことが重要です。子供の場合、休むことを嫌って無理をしてしまうため、症状を悪化させてしまうことがあります。指導者や保護者がしっかりと病状を把握し、程度によって投球を禁止したり、またはポジションの変更、投球数の制限をするなどして肩を休ませることが必要です。

出現頻度の高いスポーツ

野球、ソフトボールなど

症例

14歳男子中学生(軟式野球部所属)

ポジションピッチャー。小学校のころから投手として野球を続けてきた。最近、肩の痛みが 気になり始めていたが、練習を休まず続けていたら、痛みが強くなり投げれなくなってきた。